コアバリューを取り入れている企業が大切にしていること

コアバリュー

最近はコアバリューという言葉をよく耳にする機会も多いのではないでしょうか?

コアバリューとは、企業の中核となる価値観のことを言います。
もとはさまざまな国籍や人種の人々が集って同じ会社で働いている、アメリカで発祥した概念です。

理念があり、ビジョンがあり、コアバリューがある。

コアバリューは、

理念やビジョンを実現するために必要な全社共通の価値観

であると、弊社では捉えています。

なぜコアバリューが大事なのか?

突然ですが、運動会の綱引きの場面を想像してください。
綱引きで勝つためには、一直線に同じ方向へ引くことが大切ですよね。

ポイントとしては、
・同じ方向に引っ張っているか
・そのチームのルール(掛け声や、タイミングや、ポジションなど)
だと思います。

同じ方向へ向いて、チーム共通のルールを守っていれば、縄の持ち方や服装、などでは個性を出していても勝ことができます。
それが例えば、同じ方向へ向いていても、タイミングや掛け声がバラバラだと目指すべき方向へとしっかり向かえないですよね!

会社も一緒だと思うんです。

企業理念という目指すべき方向性があって、その理念を目指すための共通のルール(価値観)がないと、
何かを行動したり、判断するときの軸がぶれてしまうし、最短距離で目的(理念)へと近づけることができないのです。

イベント21には、14個のコアバリューがあります。

どの言葉も当たり前のように大切なものですが、あえてコアバリューとして、共通の価値観として、設定しています。

これらのコアバリューがあることによって、メリットがたくさんあります!

①社内の共通言語になっている

例えば、「一致団結」というコアバリューは、、「一丸となる」「団結する」「一つにまとまる」「連携する」など、様々なほとんど同じ意味の言葉があります。
しかし、このコアバリューがあるので、同じ意味を持っていても必ず「一致団結」という言葉を使っています。
「挑戦」というコアバリューも、「挑む」「チャレンジする」などの言い方もありますが、「挑戦する」という言葉を使います。
社内で共通の言語があることによって、相手がイメージしていることを共有しやすく、スムーズなコミュニケーションに繋がります。

②物事の判断基準となる

イベント21には、you happy, we happy!という経営理念があります。「あなたたちが幸せなら、私たちも幸せです」という意味です。
理念を大切にした上で、ではどのように実現していくのか?を考えたときに、大切にしている価値観がこの14個のコアバリューです。

「主体性」というコアバリューを大切にしているから、社員はみなさまざまな場面で自ら手を挙げ渦の中心となりますし、
「感動」というコアバリューがあるから、お客様に100%の満足ではなく、120%の感動を届けるためにどうしたらいいか?と考え対応する。

つまり、コアバリューが普段の行動の判断基準となっているのです!

③採用活動でイベント21を表現しやすい

イベント21が大事にしている価値観を明文化しているので、企業を選ぶ学生さんにとってもわかりやすいと思います。
このコアバリューに共感できなければ、この会社には合わないと判断できるからです。

逆に言えば、私たち採用する側も、コアバリューへの理解や共感が弱ければカルチャーフィットしていないと判断し、採用を見送ることができます。

コアバリューをどのように共有させていくのか!?

コアバリューという存在があっても、それが社内でしっかりと共有されていないと意味がないですよね。

どのように共有させていけばいいのか?

ポイントは

①コアバリューを推進するリーダーチームを置く

ただコアバリューを設定し、一斉にやりましょう!と始めるのではなく、
どのように共有したら伝わるのか?どのように取り入れたら当たり前化するのか?
を現場目線で考え、推進していくリーダー達が必要です。

イベント21でいうと、コアバリューリーダーシップチームというチームが中心に活動しています!
先月度の活動報告はこちら!

②コアバリューをみんなで作る

コアバリューは、会社の社員全員が共通して大切にしている価値観です。

会社の幹部だけで作って、一方的に共有しようと思っても、「会社から言われていること」とどうしても自分事になりません。
それを避けるには、「コアバリューを作る」というプロセスに参加してもらうことです。

イベント21では、毎年1つ新しいコアバリューを増やしていますが、必ず社員全員から意見を募った上で、決めています。

③日常的にコアバリューを使う仕組みを作る

コアバリューは日常的に使うから浸透していきます。
ただ普段の会話の中でいきなり使おうと思っても、難しいですよね。
日常的に、当たり前のように使える仕組みが必要なのです。

イベント21には、「book」という社内SNSがあります。
コアバリューに沿った行動をした相手に対してメッセージを送れる機能です。

気軽にコミュニケーションがとれるので、社員もみんな楽しく活用しています。
「book」ができてから、一気にコアバリューが日常的に使われるようになりました!

また、最近ではTwitterも活用しています。
弊社ではよく「アウトプットが最大のインプット」と言っておりますが、
社外へ発信することで、発信する本人にとってもより理解を深めるインプットになっています。

社員全員Twitterやっているのでぜひ見に行ってみてください!

④コアバリュー体現者を表彰する機会

コアバリューを理解し、体現(周りに良い影響を与えるくらい見本的な行動)した人に対しては、表彰し、みんなの見本となる行動がどういうことなのかを示す必要があると思います。

イベント21では、毎月「コアバリュー大賞」として、理念やコアバリューを一番体現した人を表彰しています。

先月度の受賞者は奈良本社の鈴木くんでした!

そんな彼のコアバリューエピソードがこちら

お盆期間中に、井藤さんの案件でスポットクーラーの引取に行きました。 引取に行った際、お客様から「お盆でどこも対応してもらえず困っていましたが対応してもらえたのですごく助かりました」という言葉を聞くことが出来て、イベント21が年中無休で対応していることの価値や仕事のやりがいを感じることができました。 イベント21の無理を言わない社風を活かして、お客様をハッピーにすることが出来て嬉しかったです。

コアバリューがあったからこその行動として、見本となる姿だったので、大賞に選ばれました。!

このように、日々発信しているエピソードの中から選ばれます。

表彰される機会があると、普段から意識して行動しよう!自分も見本になれる人になろう!と社員たちが努力するのです!

最後に

コアバリューとは、価値観なので、会社や団体によって違っていいものです。

自分の価値観と、会社の価値観がマッチするところに出会えることができれば、幸せに働けると思います。

一度自分や自分の会社に置き換えて考えてみては面白いのではないでしょうか!

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